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2008.04/03(Thu)

『祝婚歌』に思う

『祝婚歌』

ふたりが睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気づいてるほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだとうそぶいてるほうがいい

ふたりのうちのどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても非難できる資格が
自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい

正しいことをいうときは
相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず

ゆったり
ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
ふたりにはわかるのであってほしい

(吉野 弘『祝婚歌』谷川俊太郎編)



タイトル通り、結婚する二人へ贈る言葉なのだろうけれど、
これって、夫婦や恋人同士だけでなく、
全ての人間関係において通じるものなんじゃないだろうか。

完璧で立派すぎると
相手は引け目を感じたり、
息苦しさを覚えたりするかもしれない。

相手に完璧を要求できるほど
自分は完璧な人間なのか?

自分が正しいことを言っているって
自分自身が分かっていれば、
これ以上、自分の主張を
相手に押しつける必要はないはずだ。

黙っていても
ふたりにはわかる


相手とどんな人間関係であれ、
これはとても難しいことだから、

だから人は
こんな風になりたいと
憧れてしまうのかもしれない。

テーマ : 思ったこと・感じたこと - ジャンル : 日記

19:26  |  所感  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

祝婚歌とは実に渋い詩を取り上げましたな.

>全ての人間関係において通じるものなんじゃないだろうか。
以前の勤務先ではデスクカバーに祝婚歌のコピーを挟んでいました.
部下に注意するときの戒めとして祝婚歌を何度も読み返したもんでした.

いやぁ祝婚歌を取り上げるblogがあるとは,,,感激したよ.
sabakan666 | 2008.04.04(金) 08:48 | URL | コメント編集

>sabakan666さん
コメント、ありがとうございました。
鯖缶さんに感激してもらえるとは、
私も感激です。
この詩って、もしかして結構有名な詩なんですかね?
人の結婚式でも、自分の結婚式でも
聞いたことがなかったので(汗)
ホント、何度読んでも良い詩です!
yokoyoko | 2008.04.04(金) 16:39 | URL | コメント編集

>この詩って、もしかして結構有名な詩なんですかね?
有名ですよ...
ポケット詩集にも編まれていますし.

俺が知ったのは二十歳半ばの頃でした.
兎に角読んだ瞬間に,自分の部下に対する態度を反省させられたものです.

因みにポケット詩集は他にも良い誌が沢山収録されていますので,図書館にでも行って一読することをお薦めします.
心が洗われる誌が沢山ありますよ.
sabakan666 | 2008.04.04(金) 19:16 | URL | コメント編集

>sabakan666さん
ありゃ、有名な詩だったのですね(汗)
ポケット詩集って、3巻まであるのか。
3巻とも買ってみるかなあ。
(何度も読みそうな本は、買う派です)
yokoyoko | 2008.04.04(金) 19:50 | URL | コメント編集

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