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2006.08/11(Fri)

紙一重

今、ニュースでは某宗教団体の事が話題になっている。
そこの教祖が若い女性信者達に性的暴行を加え、国際手配されているというのだ。(ノД`)

TVに映し出されるその教祖の姿。
一心不乱にタクトを振っていたり、よく分からないモデルコンテストみたいなもので、長身の美女の隣でニコニコ(ニヤニヤかな?)していたり…。

ああいうのを見て、こう思った人はいるはずだ。
どうして、一見しただけでおかしい、あんな教祖にダマされてしまったんだろう?」と。

あれは、私が短大に入学したばかりの頃。
広島の田舎から、何もかもが珍しい京都へやってきて、毎日がとても新鮮だった。
同じく鳥取の田舎からやって来た、寮で同じ部屋だった女の子と毎日、京都の街をぶらついていたものだ。(;´∀`)

ある日、ちょっとイケメン風の男性が声をかけてきた。
○○大学の者(←誰もが名前を知っている某有名大学)ですが、みんなで楽しく遊ぶサークルがあるので、見学に来ませんか?

当時、女子大生がもてはやされていた時代で、私達もしょっちゅうどこかの大学生からサークルの勧誘を受けていた。
だから、その時も相手のルックスと大学名から、気軽に見学の誘いを受けてしまったのだ。
(;´Д`)

寮の電話番号を教えていたので、数日後、その男性から寮へ電話がかかってきた。
○○号室のyokoyokoさん、○○大学のXXさんからお電話です。
まるで、○○大学のXXさんが私の彼氏みたいで(本当に彼氏だった場合、寮にいた全ての人に彼氏の名前と大学名が知られてしまう 笑)何となくうれしかったのを覚えている。
(;´∀`)

そして、私と友人がその男性に連れられて行った場所は、小綺麗な集会所のような所だった。
中には、似たような年頃の男女が何名か、静かに談笑している。
私と友人は、ケーキとコーヒーを出され、何故かビデオを見させられる羽目に…。

もう相当昔の話なので、はっきりとした内容は覚えていない。
最後のシーンで、虹が出てきて、老若男女がみんな手をつないで笑っていたのだけ、何故か記憶にある。

その時、なぜだか分からないけれど、何だかとても違和感を覚えた。(;´Д`)

別に無理に拘束されたわけではない。
ただ、本能的に「私は、ここにいてはいけない!」と思わせる、"何か"があったのだ。
よくあるサークルとは、全く違った雰囲気がそこにはあった。

友人の顔を見ると、彼女もうすうす気が付いたらしく、不安そうな顔をしている。

私達はその場を早々に退散し、その後、何度か例の男性から寮へ電話がかかってきても、寮の先生に事情を話し、二度と出ないようにした。

その「サークル」と呼ばれた場所が、一体どんな宗教関係だったのか、結局分からなかった。
大学生をターゲットにした宗教で、被害者が多く出ていることを知ったのは、ずっと先の話である。

あの時、もしあのサークルに入っていたら…。
今の私はいなかったかもしれない。
自分がなにがしかの被害に遭っていたかもしれないし、全財産をなげうって、今も布教活動をしているような生活を送っているのかもしれない。

だから、私は被害に遭った彼女たちのことを「何で?」って思うことができない。
こういうのは、誰でも「紙一重」だと思うから。

あまり何でも疑うのも困りものだけれど、こんな気持ちでこれからもやっていけたら…
と思う。

私達に必要なものは、信じようとする意志ではなく、真実を見い出そうとする
意志である

(バートランド・ラッセル)

テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

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