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2011.05/12(Thu)

「余韻」を残す

「お前は百万円持っていたら百万円全部見せるだろ?
五万円だけ見せて九十五万円持っているって思わせておけばいいんだよ」

昔『欽ドコ!』で関根勤が黒子、小堺が一機グレ子をやっていた時、
小堺ばかりが観客に受けて関根勤は今ひとつだった。
そのことを師匠の萩本欽一に相談した時、そのように言われたそうだ。

元々はNHKでやっている『ディープピープル』で、
演歌歌手の小林幸子・坂本冬美・長山洋子の中で出た“ある話”がきっかけだ。

演歌歌手は、歌番組の中では長くても3分ほどしか歌う時間をもらえない。
だから最初は3分の中で一生懸命熱唱しようとしていた。
が、それでは駄目なのだ。
少しだけ力を抜いて歌い、残りの歌の世界はお客さんたちに“想像”してもらう。
そういう部分を残すことがとても大切なのだ。

小説でもドラマでも演劇でもそう。
おそらくエンターティメントはすべて、それを受け止める「相手」がいる限り、
“余韻を残す”ことが必要じゃないんだろうか。

そして「あとはあなたが考えてくださいね」とバトンを渡された私たちも、
常に豊かな“想像力”を持っていなければならない。

余韻を残すというのは、古くから日本に伝わる奥ゆかしい考え方。
時にははっきり物を言うことも大事だけれど、
いつまでも忘れずに後世へ伝えていきたいと思う。
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テーマ : 思ったこと・感じたこと - ジャンル : 日記

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