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2010.10/24(Sun)

でも「殺す」はイヤ

すごいクイズを出す先生だなあ…と思った。
10月24日付読売新聞の記事だ。
小学校の女性教諭が、算数の授業中に自殺や殺人を題材にしたクイズを出題していて、
後日、校長が「不適切な指導だった」と謝罪したそうだ。

問題となったクイズの内容は

「3姉妹の長女が自殺し、葬式があった。
その葬式に来たかっこいい男性に、次女がもう一度会うためにはどうすればよいか」


というもので、答えは「三女を殺す(また葬式をする)」だったという。

このクイズは先生が大学の時、友人と楽しんだクイズを出したらしい。
クイズ自体は、実はサイコパスかどうか検査するために用いられるものらしく、
通常の人なら「長女の葬式の参列者に聞いて回る」「長女の友人知人に聞いて回る」
などと発想するところを、連続殺人者などだと「三女を殺す」という回答に
なってしまうのだそうだ。
性格診断テストなのだから、たぶん“正解”なんてない。

いくら子ども達にクイズをせがまれたとはいえ、
先生がこういうクイズを出すものかなあ…と思う。
仮にこのクイズを出すことを許容するならば、
次女が男性と会うためにどんな方法があるのか、たくさんの考え方を出させ
その中で「三女を殺せばよい」という意見が出たら、
それについてみんなはどう思うか話し合うなど、道徳の時間にすればよいと思う。
(あと、長女が“自殺”でなければいけない必然性は全くないと思う)

ひとつだけこの新聞記事で救われたのは、先生が「三女を殺す」を正解として挙げたとき、
子ども達がショックを受けた様子だったと書かれていたことだ。
死ぬ、死ね、殺す、殺せ こういった言葉が常に子ども達の回りを飛び交っている世の中でも、
この回答に子ども達はショックを受けたのだ。

私の娘は、今年の小学校学芸会のセリフで「殺せ!」というセリフを
言わなければいけないことをとてもいやがっている。
劇の内容上、それを大きな声で言わなければいけないのだが、
それでもいやなので小さな声で言うらしい(笑)。
「ほかの友達もいやがってるよ!」と娘は言う。

やはり「殺す」って言うのも言われるのもイヤだよね。
そんな感覚をいつまでも忘れないでいてほしいな。
子どもも親も先生も…
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テーマ : 思ったこと・感じたこと - ジャンル : 日記

14:28  |  子供  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2010.10/16(Sat)

「知っている」ことと「分かっている」こと

目の覚めるような思いがした。
娘の小学校の授業参観で、理科の授業を見たときのことだ。
その時の実験は、TVでぜんじろう先生がやっていた「段ボール空気砲」で、
この段ボール空気砲から出た空気はどんな風に対象物へぶつかっていくのか
というものだった。

TVでよくやっているものだから知っているかもしれないけれど…
と前置きしたあと担任の先生が言った。

「“知っている”ことと“分かっている”ことは違うんだよ。
結果を知っていても、それがどうしてそうなるのかちゃんと説明できなければ、
それはまだ君たちの“知識”にはならないんだよ」

その言葉を子供なりに咀嚼したのか、
TVでの薄っぺらい知識を子供たちはひけらかすことなく、
たとえ間違っていても、自分たちで考え、自分の言葉で説明できるユニークなアイデアが
たくさん出てきた。
 
色々なメディアやネットで、私たちはたくさんのことを“分かった”ような気になっている。
でもそれは本当に「分かっている」ことなんだろうか?
何の疑問も持たず、情報を丸呑みにしてはいないだろうか?

“知っている”ことと“分かっている”ことは違う。
先生が子供たちに言ったその言葉を、私は自分自身にこれからの人生、
何度も何度も問うてみたいと思った…

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19:53  |  所感  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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