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2009.05/12(Tue)

薔薇の日々

琴音蕾

去年の秋、「琴音」という名前の薔薇の苗木を買った。
もうこんなに蕾が瑞々しくふくらんでいる。
 
ある人が、薔薇のことをこんな風に書いていた。
 
「バラは私にはとても悲しい花に感じます。
つぼみのみずみずしさ・・ はりつめた美しさへの期待で一杯です
咲き始めの・・・しみ一つない完全な美 陶磁器のような滑らかさ
満開・・・・華麗という言葉がぴったり
でもその後のバラには悲しみが一杯あるような気がします」

 
たしかに満開の頃をすぎた薔薇は、その後、哀しい末路をたどる。
花びらはカサカサに乾き、色は黒ずみ・・・
そこには、美しかったあの時の姿を思い起こさせるものは
何もない。
 
でも、だからこそ、薔薇の美しさは人の心をうつのだ。
薔薇だけではなく、
満開の時期が一週間ももたない桜
夜にだけひっそりと咲く月下美人
美しい時期が短ければ短いほど
それだけ強く心に何かを残すのだと思う。
いつまでも美しい造花が、人の心をうつことはない。
 
薔薇は、まるで年を取っていく人間のようである。
赤ちゃんの時の瑞々しさ
青春時代の華やかさ
それは年を重ねるごとに失われていく。
でも、今の自分は「悲しみが一杯」なのだろうか。
そんなことはなくて
輝いていたあの日々があったからこそ
今穏やかな気持ちで暮らしているのだと思う。
 
難しいことは考えず
今はただただ、これから咲き誇るであろう
アプリコットピンクの花を楽しみに愛でていきたい。
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テーマ : 思ったこと・感じたこと - ジャンル : 日記

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