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2008.04/03(Thu)

『祝婚歌』に思う

『祝婚歌』

ふたりが睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気づいてるほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだとうそぶいてるほうがいい

ふたりのうちのどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても非難できる資格が
自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい

正しいことをいうときは
相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず

ゆったり
ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに

ふと胸が熱くなる

そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
ふたりにはわかるのであってほしい

(吉野 弘『祝婚歌』谷川俊太郎編)



タイトル通り、結婚する二人へ贈る言葉なのだろうけれど、
これって、夫婦や恋人同士だけでなく、
全ての人間関係において通じるものなんじゃないだろうか。

完璧で立派すぎると
相手は引け目を感じたり、
息苦しさを覚えたりするかもしれない。

相手に完璧を要求できるほど
自分は完璧な人間なのか?

自分が正しいことを言っているって
自分自身が分かっていれば、
これ以上、自分の主張を
相手に押しつける必要はないはずだ。

黙っていても
ふたりにはわかる


相手とどんな人間関係であれ、
これはとても難しいことだから、

だから人は
こんな風になりたいと
憧れてしまうのかもしれない。
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テーマ : 思ったこと・感じたこと - ジャンル : 日記

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